FreeBSD(98) インストールガイド 平成16年(2004年)02月11日 (水) FreeBSD(98) のインストールは、CD-ROM、1.2MB(2HC)、1.44MB(2HD) 形式のフロッ ピーディスクのほか、MS-DOS 形式および FreeBSD(98) のハードディスクから行な うことができます。また、ネットワークを経由して、FTP や NFS を用いてインス トールすることも可能です。 このドキュメントでは、FreeBSD(98) のインストールの簡単な説明を行ないます。 インストーラのメッセージや、"INSTALL.TXT" ファイル、や必要に応じて "sysinstall" のソースコード等を参考にしてください。 (注意1) インストールプログラムには、安全にインストール作業が行なえるようにさまざま なチェック機構が設けられています。しかし、全てのディスクの内容を消去してし まう危険性を否定することができません。したがって、ディスク上の重要なファイ ルなどのバックアップを完全に行なってからインストール作業を行なってください。 もし、インストール中にエラーが発生した時は、GRPH キーを押しながら F2 キー を押してみて下さい。GRPH-F2 はデバッグ画面になって、現在の状況に関する簡単 な情報が表示されています。GRPH キーを押しながら F1 キーを押すともとのイン ストール画面になります。 メニューやスクロールアウトした画面は、矢印キーやタブキーで移動することがで きます。また、ESC キーで作業を中断することができます。 目次: 1. 基礎知識 1.1. 領域とパーティション 1.2. デバイス名 1.3. マウントポイント 1.4. キーボード 1.5. デバイスの設定 2. ハードウェア構成依存の情報 2.1. HD 起動メニュー 2.2. ジオメトリ 2.3. バスマスターモード / DMA 転送モード 3. ブートフロッピー等の作成 3.1. フロッピーディスクの準備 3.2. kern.flp, mfsroot.flp の作成 3.2.1. FreeBSD(98) 上で作成する場合 3.2.2. MS-DOS 上で作成する場合 3.3. 配布ファイルの準備 3.4. boot.flp を使用するインストール 3.5. ブート可能なインストール MO/PD ファイルからのインストール 4. インストール 4.1. 起動 4.1.1. デバイスドライバーの削除/変更 4.2. メインメニュー 4.3. ドキュメント 4.4. オプションの設定 4.5. 領域確保 4.6. ディスクラベルの設定 4.7. 配布ファイルの選択 4.7.1. 配布ファイルのカスタマイズ 4.7.2. カーネルソースファイルのインストール 4.7.3. X Window System のインストール内容の設定 4.8. メディアの選択 4.8.1. FTP サイトの選択 4.8.2. NFS サーバの選択 4.8.3. ファイルシステムの選択 4.9. インストールの実行 5. FreeBSD(98) の設定 5.1. タイムゾーンの設定 5.2. root のパスワードの設定 6. FreeBSD(98) のリブート 6.1. リブート時の注意事項 6.1.1. /dev/da0s1a on /: Specified device does not match mounted device で起動できない 6.1.2. 起動はできるが、一部のパーティションがマウントでき ない -------------------------------------------------------------------------- 1. 基礎知識 まず、インストール時に知っておいた方がいい基礎的な事項について説明します。 以下の内容は、FreeBSD(98) をインストールする場合のみではなく、使用している 時も役に立つ知識ですので、必ず目を通してください。(すでに理解している方に は、くどい内容ですが御了承ください。) 1.1. 領域とパーティション ハードディスクは、すべてを一つの OS で使用することも、複数の OS で分割して 使用することもできます。また、一つの OS が 1 台のハードディスクを分割して、 あたかも複数のディスクが接続されているかのように使用することもあります。そ の、分割された一つ一つの部分を "領域" とよびます。この "領域" はしばしば "パーティション" とよばれることがありますが、このドキュメントでは両者を明 確に区別し、"パーティション" は後で述べるように、異なる意味で用います。 領域とは、いま述べたように、ハードディスクを見かけ上複数のドライブに見せか ける機能(この記述が正確か自信がないですが、そういうものだととりあえず思っ てください)で、一般的に PC-9801 アーキテクチャのハードディスクでは必ず使用 する機能です(大昔は違いましたが)。したがって、ディスク全体を 1 つの OS で 使う場合も 1 つの領域が存在します。この領域は、ハードディスクから起動する 時に、ハードディスク起動メニューで見ることができます。もし、表示されなけれ ば、TAB キーを押したまま起動してみてください (NEC 製 MS-DOS の場合) 。 FreeBSD(98) は、各ドライブに複数の FreeBSD(98) の領域を持つことができます が、起動可能にできるのは、各ドライブの最初にあらわれる FreeBSD(98) の領域 のみです。 * MS-DOS の FORMAT コマンドの "領域確保" や Windows95/98 の FDISK コマン ドを思い出してください。ただ、Windows95/98 の FDISK を FreeBSD(98) イン ストール以後に使用すると、FreeBSD(98) が起動できなくなりますので、注意 してください。 FreeBSD(98) は、この領域をさらに分割して使用します。この分割した単位を "パ ーティション" と呼びます。これは、FreeBSD(98) など、BSD-Unix 系 OS の機能 であり、実際は一つの領域の中に作成します。したがって、ハードディスク起動メ ニューで見ることはできません。FreeBSD(98) では、最大で 8 つのパーティショ ンを使用することができ、先頭から a パーティション、b パーティション、... h パーティションとよびます。このうち、b から d までのパーティションは特別 の意味を持ちます。また、起動ディスクでは a パーティションも特別の意味を持 ちます。 まず、起動ディスクの a パーティションは "ルートファイルシステム" とよび、 トップディレクトリになります。そこには、カーネルや、最低限必要なバイナリそ して、設定ファイルなどがおかれます。これは、他のパーティションが破壊されて もルートファイルシステムが無事であればとりあえず OS を起動することができる ようにするためです。FreeBSD(98) は、この a パーティションに最低でも 20MB を割り付ける必要があります。起動ディスクとして使用しなければ、たとえ a パ ーティションという名前であっても、そのような意味は持ちません。もちろん、安 全のため複数のドライブで FreeBSD(98) 起動できるようにしてあれば、それぞれ の a パーティションは特別の意味を持ちます。 b パーティションは "スワップ領域" とよばれ、実際に搭載しているメモリが足り なくなった時に、メモリの一部をコピーし、自由に使えるメモリを増やす目的で使 用されます(したがって、見かけ上メモリの量が増えることになります)。また、こ のパーティションは、カーネルに重大な障害が発生した時に、全メモリの内容を保 存するためにも使用されます(これを見て原因を突き止めることが可能になる場合 もあります)。このパーティションには最低でも実際に搭載しているメモリの 2 倍 の容量を割り付けます。また、それが 12MB に満たない時は 12MB にしてください。 c パーティションは、FreeBSD(98) で使用する領域全体を表し、d パーティション はドライブ全体を表します。 なお、FreeBSD(98) の領域と他の BSD-Unix 系の 386BSD(98) や NetBSD/pc98 の 領域を一つのドライブに共存させることはできません。これらの OS は、各領域が どんな OS で使用しているのかというフラグを共有しているからです。 1.2. デバイス名 各ドライブや、領域およびパーティションには必ず名前が付けられます。例えば、 da2s1a や、cd0a のような名前です。その先頭 2 文字は次のようになっています。 da SCSI ハードディスク cd SCSI CD-ROM sa SCSI テープデバイス ad IDE ハードディスク fd フロッピーディスク 次の文字はドライブ番号です。ここで注意しなければならないのは、SCSI デバイ スの場合、ドライブ番号と SCSI ID が一致するとはかぎらないことです。各デバ イスの種類ごとに SCSI ID の小さいデバイスから検索し、見つけた順に 0 から番 号が割り振られます。ハードディスクや MO の場合、da2 や wd0 のようにドライ ブ番号で終了しているものは、そのドライブ全体を表します。また、wd0s1a のよ うな場合、この s1 の部分が領域番号になっています。もし、da2s3 というのがあ れば、これは、3 つ以上の領域に分割されているディスクの領域 3 を表していま す。最後に a-h の数字が降られている場合は、FreeBSD(98) のパーティションを 表しています。 また、a-h で終っていて s1 などの領域を示す部分がないこともあります。これは、 各ディスクの最初に見つかった FreeBSD(98) の領域のパーティションを表してい ます。 [参考] この説明はディスクなどの場合であり、コンソールやネットワーク機器な どのデバイス名にはあてはまりません。 1.3. マウントポイント FreeBSD(98) では、一旦起動した後は "ドライブ" という概念を用いません。 MS-DOS では、C ドライブとか A ドライブとかいいますが、FreeBSD(98) にはその ようなものは存在しません。各ドライブ中のパーティションを使用する場合は、見 かけ上ディレクトリを乗っとる形になります。たとえば、/usr というディレクト リが、da0s1e を表すようにするためには、そのパーティションと /usr というデ ィレクトリを結び付ける作業が必要になります。それを、"マウントする" といい ます。そして、マウントするディレクトリのことを "マウントポイント" といいま す。また、一旦マウントしたパーティションの中のディレクトリにさらに異なるパ ーティションをマウントすることもできます。このようにして、1 つのツリー構造 のディレクトリを作成します。ただし、前に説明したように起動ドライブの a パ ーティションは、その根幹にあたる "/" にマウントします。 1.4. キーボード メニュー画面やアプリケーションソフトウェアの説明に、どのキーを押すか書かれ ていることがあります。その内容は、多くの場合、AT 互換機用のキーボードのこ としか考えてありません。FreeBSD(98) では、以下のような読み変えが必要です。 AT 互換機 FreeBSD(98) ------ ----------- ALT GRPH ScrollLock vf3 Enter RETURN (ひんまがった矢印のあるキー) PageUp ROLLDOWN (逆ではありません) PageDown ROLLUP (逆ではありません) PrintScreen COPY Pause STOP End HELP Meta NFER 1.5. デバイスの設定 デバイスには、割り込み番号や DMA チャンネルそれに、メモリウィンドウのアド レスを設定する必要があります。デバイスドライバによっては自動的に設定できる ものもありますが、そうでないものもあります。自動的に設定できないデバイスで、 カーネルの設定と実際の設定が異なる場合、そのデバイスが使用できないばかりか、 場合によっては起動できなかったり使用中にハングアップしたりすることがありま す。インストール時に使用するカーネルは、以下のように設定されています。 I/Oポート 割り込み番号 DMAチャンネル メモリウィンドウ SCSI 0x0cc0 irq 5 (INT1) drq 3 ---- IDE HDD(*) 0x0640 irq 9 (INT3) ---- ---- 拡張RS-232C 0x00d2 irq 5 (INT1) ---- ---- LANEED LD-BDN 0x00d8 irq 6 (INT2) ---- ---- EGY-98 0x00d8 irq 6 ---- ---- LGY-98 0x00d0 irq 6 ---- ---- IF-2766ET 0x56d0 irq 5 ---- ---- SIC-98 0x00d0 irq 6 ---- 0xd0000 PC-9801-108 0x0770 irq 6 ---- ---- LA-98 0x00d0 irq 6 ---- ---- CNET(98) 0xa3d0 irq 6 ---- 0xd0000 CNET(98)E/L 0x03d0 irq 6 ---- ---- RE1000 0x00d0 irq 3 ---- ---- 3C569C 0x40d0 irq 3 ---- ---- 3C589B 0x0300 irq 10 (INT41) ---- 0xe0000 マウス 0x7fd9 irq 13 (INT6) ---- ---- フロッピーディスク 0x0090 irq 11 (INT42) drq 2 ---- RS-232C 0x0030 irq 4 ---- ---- *) 古い EPSON のノートパソコンの場合は、自動的に I/O ポートを切替えます。 2. ハードウェア構成依存の情報 2.1. HD 起動メニュー ICM 等のサードパーティ製の HD 起動メニューを使用している場合、インストール 後に FreeBSD(98) を起動できなくなることがあります。そのような場合は、 MS-DOS 附属の起動メニューに変更しておいてください。 4.1R-Rev01 で追加された、「FreeBSD(98) の HD 起動メニュー」を設定すること もできます。 2.2. ジオメトリ SCSI ハードディスクにインストールする場合、SCSI ボードによっては、ハードデ ィスクのシリンダが実際と異なった値として認識される場合があります。それに起 因して、インストールの過程で newfs を実行した時にリブートがかかることがあ ります。そのような場合は、後述の fdisk を実行する部分で、`G' を押し、正し いハードディスクのパラメータを入力してください。 DOS の format コマンドで領域を確保しておくと、シリンダ数をあらかじめ確認し ておくことができます。シリンダ数が実際より多い場合はインストールできないの で注意してください。 注意! DOS の format コマンドで得られるシリンダ数は、ハードディスクドライ ブが SCSI コマンドの "mode sense" に対して答えるドライブパラメータ(page code 04; Rigid Disk Drive Geometry Page)の値と異なることがあります。 FreeBSD(98) は、DOS の format コマンドで得られるドライブの諸元と同じもの (初期化時に BIOS によって設定されます)を使用し、ディスクドライブの返す値は 使用しません。必ず、実際に使用するハードディスクと I/F ボードの組合せで、 DOS 上で確認してください。 2.3. バスマスターモード / DMA 転送モード C バス接続の SCSI ハードディスクにインストールする場合、バスマスターモード ではハングアップする可能性があります。その場合は DMA 転送モードにして使用 してください。 3. ブートフロッピー等の作成 インストールに先立ち、kern.flp、mfsroot.flp という名前のディスクを作成して おきます。kern.flp、mfsroot.flp には機種の違いにより、kern-small.flp、 mfsroot-small.flp を使用する場合があります。 3.1. フロッピーディスクの準備 インストールに使用するディスクは、3.5 インチ 1.44MB(2HD) 形式か 3.5 インチ 1.2MB(2HC) 形式か 5 インチ 1.2MB(2HC) 形式のフロッピーディスクです。 1.44MB(2HD) フロッピーが使えない機種では、512 バイト / セクタ、15 セクタ / トラック、80 シリンダの両面倍密度のいわゆる 2HC フォーマットを行ないます。 3.1.1 MS-DOS 上でフォーマットを行う場合 MS-DOS 上でこのフォーマットを行なうには、 (NEC 製 MS-DOS の場合) C> format x: /5 … 1.2MB (2HC) C> format x: /4 … 1.44MB(2HD) (EPSON 製 MS-DOS の場合) C> format x: /E … 1.2MB (2HC) というように、/4, /5 または /E をつける必要があります。後ほど使用するバイ ナリーや 98 ファイル群も同じフォーマットのディスクにコピーして使用します。 必要な枚数分をフォーマットしておきましょう。ここで x: はフロッピーディス クのドライブ名です。 3.1.2 FreeBSD(98) 上でこのフォーマットを行なう場合 FreeBSD(98) 上でこのフォーマットを行なうには、 # fdformat -n -f 1200 /dev/fd0 … 1.2MB (2HC) # fdformat -n -f 1440 /dev/fd0 … 1.44MB(2HD) というように、`-n' オプションをつけてデバイスファイルを直接指定します。 なお、FD メディアは壊れやすいので、フォーマット後にベリファイを行った方が よいでしょう。 # fdformat -v -f 1200 /dev/fd0 … 1.2MB (2HC) # fdformat -v -f 1440 /dev/fd0 … 1.44MB(2HD) 3.2. kern.flp, mfsroot.flp の作成 標準のブート用フロッピーディスクは kern.flp と mfsroot.flp ファイルの2つ です。他に kern-small.flp、mfsroot-small.flp があります。kern.flp と mfsroot.flp は 1.44MB(2HD) 専用となっています。 kern-small.flp と mfsroot.flp は 1.2MB(2HC) フロッピー形式や 1.44MB(2HD) フロッピー形式に書き込んで使用することができます。1.44MB(2HD) のフロッピー 形式が使える PC なら kern-small.flp ではなく kern.flp を使ってください。 kern-small.flp は kern.flp と比べて、PCI 用のドライバが含まれていません。 kern-small.flp はどちらかというと 1.44MB(2HD) フロッピー形式が使えない古い 機種向けのブート用フロッピーディスクです。 また、FreeBSD(98) 4.1.1R 以降のインストールフロッピーでは、一部の機種を除 き標準で PC カードの利用をサポートしています。 以下、文中では単に kern.flp と書いている場合には、適切なファイル名に読み替 えてください。 注) 1.44MB(2HD) フロッピー形式の kern-small.flp を使う場合、 mfsroot-small.flp も 1.44MB(2HD) フロッピー形式に書き込まなければなら ないことに注意してください。 例えば 1.44MB(2HD) の kern.flp と 1.2MB(2HC) の mfsroot-small.flp での 組合せでのインストールはできません。 注) 一部の機種 (NS/A,Ne,NX/C,NL/R,P) では PC カードコントローラに NEC 独自 のチップを利用しているために PC カードを使用することができません。 3.2.1. FreeBSD(98) 上で作成する場合 FreeBSD(98) では 1.2MB(2HC) 形式インストール用ディスクを作成する場合は、 1.2MB(2HC) 形式ディスクをドライブ 1 に挿入して、 % dd if=kern-small.flp of=/dev/fd0 と入力します。 1.44MB(2HD) フロッピーディスクを使う場合は % dd if=kern.flp of=/dev/fd0 です。 上記のコマンドが遅いようなら、 % dd if=kern-small.flp of=/dev/fd0 bs=15k % dd if=kern.flp of=/dev/fd0 bs=18k を試みてください。 3.2.2. MS-DOS 上で作成する場合 インストール用ディスクを作成するには、物理セクタの先頭から書き込む必要があ ります。物理セクタの先頭から書き込むため、tools98/dostools ディレクトリの 中の rawrite.exe という MS-DOS のツールを使用します。 注) tools ディレクトリに AT 互換機で使用する同名の rawrite.exe があります ので間違わないように注意してください。 まず、MS-DOS 上で、kern.flp などのファイルを用意し、それらのファイルのある ディレクトリで、 A> RAWRITE と実行してください。するとソースファイル名を尋ねてくるので、kern.flp など のファイル名を指定してください。次に、ドライブ番号を尋ねてくるので、 1.2MB(2HC) か 1.44MB(2HD) でフォーマットされたフロッピーディスクのあるドラ イブを指定してください。この時指定するのは、MS-DOS のドライブ番号です。 使用例 ------ C> rawrite RaWrite(98) 1.3 - Write disk file to raw diskette (C)Copyright KATO Takenori, 1995, 1996. All rights reserved. Enter source file name: kern.flp Enter destination drive: a Please insert a formatted diskette into drive A and press RETURN key : Done. 注意! rawriteは、ディスクキャッシュドライバによっては相性が悪い場合があり ます。エラーが出て書き込めないようなら、config.sys や autoexec.bat がない 状態で試してみてください。 3.3. 配布ファイルの準備 次に、インストールする配布ファイルの準備をします。FreeBSD(98) の CD-ROM や FTP サーバーをインストールメディアに利用できる場合には、特に配布ファイルを 準備する必要はありません。これらをインストールメディアに利用できない場合、 フロッピーディスクなどを利用してインストールを行いますが、その場合、最低限 用意しなければならないのは、 PC98 用の base 実行ファイル等 crypto 基本暗号サービス です。必要に応じて compat1x FreeBSD 1.1.5.1 のバイナリーを実行するためのシェ アードライブラリ compat20 FreeBSD 2.0 のバイナリを実行するためのシェアー ドライブラリ compat21 FreeBSD 2.1 のバイナリを実行するためのシェアー ドライブラリ compat22 FreeBSD 2.2.X と 3.0 a.out のバイナリを実行するた めのシェアードライブラリ compat3x FreeBSD 3.X のバイナリを実行するためのシェアードラ イブラリ compat4x FreeBSD 4.X のバイナリを実行するためのシェアードラ イブラリ dict ispell 等で使用する辞書 doc FreeBSD ハンドブックとオンラインドキュメント games ゲーム info GNU info ページ man マニュアルページ catman 整形済みマニュアルページ proflibs プロファイルドライブラリ src すべてのソースファイル ports ports コレクション perl Perl 配布ファイル XFree86 XFree86 配布ファイル これらのファイルをフロッピーディスクや DOS 形式の MO [注1] あるいはハード ディスク上に作成しておいてください。フロッピーディスクの場合はトップディレ クトリを "base" など、上記の名前と同じにして、そのなかに base.?? を 5 また は 6 つずつに分けて base/base.?? のようにいれます。最初のフロッピーには base/base.inf もいれておきます。この *.inf ファイルは従来の root.flp に代 わるものです。 ブート用のフロッピーディスクは 1.2MB(2HC), 1.44MB(2HD) 形式が使用できます が、配布ファイルを入れるフロッピーディスクは 1.2MB(2HC), 1.23MB(2HD) [注2], 1.44MB(2HD) のいずれかの形式が可能です。 [注1] 以前の FreeBSD(98) で UFS 形式の MO をサポートしていましたが、現在は サポートしていません。 [注2] 通称 1.25MB PC98 2HD フロッピーディスクと呼ばれているもので、以降 1.23MB(2HD) フロッピーディスクと表記します。 DOS のハードディスクや DOS 形式の MO に作成する時は、ルートディレクトリに 置くか、X.X-RELEASE [注3] という名前のディレクトリを作成し、そこに "base" などを作成して置いてください。この場合にもそれぞれのディレクトリに *.inf ファイルを置くことを忘れないようにしてください。 [注3] X.X-RELEASE はリリースバージョンに読み変えてください。例えば 5.2-RELEASE です。MS Windows のない純粋な MS-DOS 環境で LFN (Long File Name) が使えなければルートディレクトリ直下か FreeBSD か releases などの名前にしてください。インストーラはこれらの名前のディ レクトリを探しに行きます。 3.4. boot.flp を使用するインストール boot.flp は SCSI MO や PD 装置を使ってインストールする場合に使用します。 MO か PD 装置が da2 にアサインされているなら、 # dd if=boot.flp of=/dev/da2 のように MO か PD にコピーします。スピードが遅いようなら bs=64k をアーギュ メントに追加してください。MO/PD 装置のアサインには十分注意してください。 /dev/ 指定を誤って SCSI HDD をソフト的に壊してしまった人は何十人もいます。 壊してしまった HDD を復元することはほとんど不可能です。このような場合は od ドライバを使用するとよいでしょう。配布ファイルの tools98 の unoff.patch に 用意されています。このときは次のようになります。 # dd if=boot.flp of=/dev/od0 これにより FD 装置が故障した PC-9801 パソコンにも FreeBSD(98) をインストー ルすることが可能になります。 SCSI MO/PD 装置は HDD モードでなく MO モードのまま起動することができます。 これによってインストーラが起動します。インストール手順は FD の場合のインス トール手順と同じです。 3.5. ブート可能なインストール MO/PD ファイルからのインストール AT 互換機ではブータブルイントール cd ファイルだけで、インストールすること ができます。PC-9800 ではブータブルインストール MO/PD ファイルを準備するこ とでインストールが可能になります。このファイルの作成方法は FreeBSD98-testers メーリングリストで通知される「リリース作成ツール」にあります。ブータブルイ ンストール MO/PD ファイルは次のように MO か PD にコピーして使用します。こ こで X.X-230.ufs が「ブータブルインストール MO/PD ファイル」です。 # dd if=X.X-230.ufs of=/dev/rda2 bs=64k boot.flp のコピー時と同様、指定を誤って SCSI HDD を壊さないように十分注意 してください。 SCSI MO/PD 装置に作成した MO/PD をセットして起動すればインストーラが起動し ます。インストール手順は FD の場合のインストール手順と同じです。 ただ、「インストールメディアの選択」では「UFS MO 又は PDS からインストール する」を選択してください。 4. インストール これから、インストールの方法を説明します。まず、全体の流れを示します。 インストールの流れは、 1. オプションの設定 2. 領域確保 3. パーティション分割 4. インストール内容の設定 5. メディアの選択 6. インストールの実行 7. 各種設定 となっています。いずれも画面に表示されるメニューにしたがって必要な事項を入 力するだけで行なえます。次に、インストールの手順を詳しく説明していきます。 インストール時にディスクの各パーティションのサイズを決定しますが、一旦イン ストールした後に変更するのは、まず、不可能です。したがって、インストールを 実行する前に、 1. FreeBSD(98) でどれだけの容量を使用するか。 2. FreeBSD(98) の e-h の各パーティションにどのディレクトリを割り当 てるか。(a から d は変更できません。) 3. a-h の各パーティションにどれだけの容量を割り当てるか。 を十分検討しておく必要があります。将来どのように使用していくかも検討し、時 間をかけて考えてください。これらの内容を決めたら、まず、kern.flp から起動 してください。 *各メニューの切替に時間がかかることがあります。 4.1. 起動 まず、kern.flp をドライブに挿入して、計算機を起動してください。もし、 CD-ROM や MO を利用する場合は、あらかじめディスクを入れておいてください。 一旦起動した後では、インストーラに新たにドライブを認識させることができませ ん。 しばらくするとコンソールに Please insert MFS root floppy and press enter: と表示されます。 ここで、kern.flp フロッピーを装置から出して、同じ装置に mfsroot.flp フロッ ピーを入れます。そしてリターンキーを押します。 次にカーネルローダの起動確認メッセージが表示されます。 Hit [Enter] to boot immediately, or any other key for command prompt. 通常はそのまま起動しても問題ないはずですが、ハードウェアの割り込み等の問題 がある場合や、不要なデバイスを無効にしたり割り込み番号を変更するには、自動 起動のカウントダウンが終了する前に Enter以外(例えばスペースキー)を押して、 ローダのコマンド入力画面に移行します。 4.1.1. デバイスドライバーの非活性化/変更 4.x-RELEASE まではフルスクリーンのカーネルコンフィグレーションメニューが 用意されていましたが、現在はすべてをこのコマンド入力画面から入力します。 例えば、SCSI HDD等を使用していないのであれば、aic, ct のドライバは不要です ので、以下のように入力して非活性化することができます。 ok hint.aic.0.disabled="1" ok hint.ct.0.disabled="1" 又、PC-9801-55 SCSI インタフェース互換の C バスカードのみ使っているなら、 aic0 デバイスドライバーを無効にします。 ネットワークやその他のドライバに関しても同様ですので、各ドライバで不要な ものを無効にしてください。 注) PC-Card がない、デスクトップ PC の場合は `pcic'(PC-card controller) デバイスドライバの無効化を忘れないでください。 ・ポートアドレス、割り込み番号、フラグの修正を行う場合 1) まず、現在のカーネル設定を確認します。 ok show 例えば、「ed0(NS8390 Ethernet adapters)」の場合、 hint.ed.0.at="isa" hint.ed.0.port="0x00d0" hint.ed.0.irq="6" と表示されます。 2) 値を変更するには、set コマンドを使用します。 ok set hint.ed.0.irq="3" 3) 再度 `show' コマンドを使用して、値が正常に設定されたことを確認します。 4) 現在の設定内容で FreeBSD(98) を起動するには `boot' コマンドを使用しま す。 ok boot ・誤って必要なドライバを無効化してしまった場合 1) キーワード "disable" を "1" 以外の値に設定し直すか、`unset' コマンド を使用します。 ok unset hint.sio.0.disabled ・カーネル設定値(ヒント情報)の保存 このヒント情報は、/boot/device.hints ファイルに記述されているので、インス トール後にこのファイルを編集しておけば、毎回カスタマイズした設定で起動で きるようになります。(この設定は自動的には保存されません) 4.2. メインメニュー 最初に次のメッセージが表示されます。 +-- Japanese Message Check ---+ | Do you use Japanese message | +-----------------------------+ | [ Yes ] No | +-----------------------------+ 日本語の場合は Yes, 英語の場合は No を選択してください。以降は日本語を選択 したものとして説明します。 ここで、PC カードが利用できるノート型 PC や C-Bus PC カード拡張カードを備 えたデスクトップ PC をお使いの場合は、次の確認メッセージが表示されます。PC カードを利用できない機種の場合には sysinstall Main Menu まで読み飛ばしてく ださい。 +------------------- 確認してください -----------------+ | PC カードスロットが見つかりました. | | PC カードデバイスをインストールメディアに使いますか? | | | +------------------------------------------------------+ | [ Yes ] No | +------------------------------------------------------+ PC カードを使わずに MS-DOS 領域などからインストールする場合などは No を選 択します。インストールメディアで PC カードの NIC などを利用するときには少 し作業が必要になります。No を選択した場合には sysinstall Main Menu まで読 み飛ばして下さい。 ここで Yes を選択すると次の画面が表示されます。 +--- PC カードコントローラが使用する空きアドレスを指定して下さい ----+ | PC カードコントローラはカード情報を得るためにメモリ領域が必要です. | | 他のデバイスによって使用されていないアドレスを指定して下さい. | | もしあなたがハードウェアの詳しい仕様がわからない場合は, Default を | | 選択しておいてください (デフォルト == 0xd0000). | | PC-9801 P, NS/A, NX/C, NL/R, PC-9821 Ne を使用しているならば, ここ | | では [DA] を指定して下さい. | | +----------------------------------------------------------------+ | | | Default I/O address 0xd0000 - 0xd3fff | | | | D4 I/O address 0xd4000 - 0xd7fff | | | | D8 I/O address 0xd8000 - 0xdbfff | | | | DC I/O address 0xdc000 - 0xdffff | | | | DA I/O address 0xda000 - 0xdbfff | | | +----------------------------------------------------------------+ | +--------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +--------------------[ F1 でさらに詳しいヘルプ ]---------------------+ PAO(98) では PC-9801 NS/A, NX/C, NL/R, P, PC-9821Ne で PC カードコントロー ラに独自のものを使用しているので [DA] を指定することで利用できましたが、 FreeBSD(98) 4.1.1R, 4.2R 以降ではこれらの機種において PC カードを利用でき ません。該当するこれらの機種で PC カードを利用したい場合は PAO(98) を利用 してください。FreeBSD(98) 4.1.1R, 4.2R 以降でそれ以外のほとんどの機種では デフォルトのままを指定して先に進みます。 +------------ PC カードで使用できる IRQ を指定して下さい -------------+ | (注意: インストールに無関係なカードでも抜かないでください). | | PC カードが使用できる IRQ を指定して下さい. 間違った IRQ を指定した | | 場合, システムが停止するかも知れません. 慎重に指定して下さい. | | どの IRQ が利用できるか知りたいのであれば, ずるい方法ですが | | Windows9x/2000 のデバイスマネージャの情報をあらかじめ参照するという | | 手もあります. | | +-----------------------------------------------------------------+ | | | <<< X 終了 このメニューを終了する | | | | R リセット 選択された IRQ リストをリセット | | | | [ ] 3 IRQ 3 (INT 0) 2nd シリアルポート, 内蔵モデム | | | | [ ] 4 IRQ 5 (INT 1) 赤外線通信, SCSI I/F, (2nd シリアル) | | | | [ ] 5 IRQ 6 (INT 2) PC カードコントローラ | | | | [ ] 6 IRQ 9 (INT 3) IDE ディスクコントローラ | | | | [ ] 7 IRQ 10 (INT 41) 大抵空いている | | | | [ ] 8 IRQ 12 (INT 5) 内蔵サウンド | | | | [ ] 9 IRQ 13 (INT 6) バスマウス | | | +-----------------------------------------------------------------+ | +---------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +-------[ PC-Card で使用する空いている IRQ を選択してください ]-------+ 通常 IRQ 10 と IRQ 3 を指定すれば動くと思われます。事前に MS Windows95/98 などで確認できる場合にはメモを取っておけば確実です。 OK で先に進むと、確認メッセージが表示されます。 +------------------------------ Message -----------------------------+ |これから PC カードコントローラとカードの初期化を行います.もしこ | |のインストーラを PC カードフロッピーから起動している場合は,これが | |インストール用メディア (PC カードイーサネット, CD, DVD 等) と交換す | |るチャンスです. インストール用メディアを挿入して [Return] を押して | |下さい. | |もしまだ PC カードインストールメディアを接続していない場合は,それ | |を接続して [Return] を押して下さい. | |そうでない場合は,単に [Return] を押して作業を続行して下さい. | +------------------------------------------------------------(100%)--+ | [ OK ] | +---------------------[ Press return or space ]----------------------+ PC-98 シリーズやその互換機の場合 PC カードフロッピーを利用しなければならな いような特殊な機種はあまりありませんので、インストールメディア (PC カード イーサネットなど) の接続を確認して [Return] を押します。すると PC カードコ ントローラを初期化する作業が始まります。無事に作業が終われば次のメニューに うつります。 +------------------------- sysinstall Main Menu --------------------------+ | FreeBSD のインストレーションと設定ツールへようこそ. 以下のオプションの | | どれかを, 矢印キーかオプション名の最初の 1 文字を打つことで目的のオプシ | | ョンを選択して下さい. [SPACE] か [RETURN] を押すことでそのオプションを | | 起動することができます. 抜けるために [TAB] を使えば Exit に移動します. | | +---------------------------------------------------------------------+ | | | U 使用法 クイックスタート - このメニューシステムの使用法 | | | | S 標準 標準インストールを開始する (推奨) | | | | E 高速 クイックインストールを開始する (せっかちな人用) | | | | C カスタム カスタムインストールを開始する (熟練者用) | | | | C 設定 インストール後の FreeBSD の設定を行なう | | | | D 文書 インストールに関する説明, README, その他 | | | | K キーマップ キーボードタイプの選択 | | | | O オプション 各種インストールオプションを確認・設定する | | | | F Fixit CDROM/DVD/フロッピーを使用した修復モードに移る | | | | U アップグレード 既存のシステムをアップグレードする | | | | L 設定のロード デフォルトの設定をロード | | | | I 索引 個別コマンド一覧 | | | +---------------------------------------------------------------------+ | +-------------------------------------------------------------------------+ | [選択] X 導入終了 | +---------------[ F1 を押せばインストールガイドが読めます ]---------------+ カーソルの上下キーを使ってハイライトバーを動かして、項目を選択し、リターン キーまたはスペースバーを押すと選択した項目が実行されます。 「U 使用法」を選択するとメニューの使い方が表示されます。 +----------------------------------- usage ------------------------------------+ | 本システムの使い方 | | ================== | | | | [ここを読み終って次の画面に移動するには ROLL UP を押して下さい] | | | | インストール手順中、ほとんどのダイアログでは以下のキーが使えます。 | | | | キー 動作 | | ---- ---- | | SPACE(空白) 現在の項目を選択または反転させます。 | | RETURN(改行) 選択されたメニューのボタンで先に進みます。 | | UP ARROW(上矢印) 直前の項目に移動します (テキストでは上に移動)。 | | DOWN ARROW(下矢印) 次の項目に移動します (テキストでは下に移動)。 | | TAB 次の項目に移動します。 | | RIGHT ARROW(右矢印) 次の項目に移動します (TAB と同じ)。 | | SHIFT-TAB 直前の項目に移動します。 | | LEFT-ARROW(左矢印) 直前の項目に移動します (TAB と同じ)。 | | ROLL UP テキスト画面で1ページロールアップします。 | | ROLL DOWN テキスト画面で1ページロールダウンします。 | | | | 「^(-)」または「v(+)」というシンボルがメニューの端に表示されている場合には、 | +----------------------------------------------------------------------( 30%)--+ | [ OK ] | +------------------------------------------------------------------------------+ 右下のパーセンテージ (ここでは 30%) は選択したメニューやドキュメントの全体 に対して何% が表示されているかを示しています。100% でない場合は、カーソル キーでスクロールして残りを読むことが出来ます。 上記の画面には表示されていませんが、 | 「^(-)」または「v(+)」というシンボルがメニューの端に表示されている場合には、 | | その上、あるいは下に、画面に入り切らずに表示されなかった項目があります。テ | | キスト領域では、テキスト全体からみた現在の場所をパーセント表記で右下隅に表 | | 示します。上、または下矢印キーを使って、メニューをスクロールさせてください。 | | ROLL UP や ROLL DOWN キーを使うと画面一杯スクロールすることができます。 | という項目も注意してください。 では、メインメニューに戻り、カーソルキーで「D 文書」を選択してリターンキー を押してください。 4.3. ドキュメント +---------------- FreeBSD(98) ドキュメンテーションメニュー -----------------+ | はじめてのユーザは, FreeBSD のインストール法を一歩一歩解説したチュートリ | | アルであるインストールドキュメントも読む必要があるでしょう. 全般的な情報 | | に関しては, README ファイルをお読み下さい. | | +-----------------------------------------------------------------------+ | | | X 終了 このメニューを終了する (以前の場所に戻る) | | | | 2 README 全般的な FreeBSD に関する記述. 読んで下さい! | | | | 3 インストール 98 FreeBSD(98) のインストールを一歩一歩解説するガイド | | | | 4 著作権 FreeBSD 著作権宣言 | | | | 5 リリース FreeBSD のこのバージョンに関するリリースノート | | | | 6 著作権 98 FreeBSD(98) 著作権宣言 | | | | 7 リリース 98 FreeBSD(98) のこのバージョンに関するリリースノート | | | | 8 ショートカット sysinstall のショートカットについて | | | | 9 HTML 文書 HTML ドキュメンテーションを読む (インストール後) | | | +-----------------------------------------------------------------------+ | +---------------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +--------------------[ F1 を押せばヘルプを表示します. ]---------------------+ と表示されます。これは、各種ドキュメントのリストで、カーソルキーで選択して、 リターンキーを押すことにより読むことができます。最低でも 「4 著作権」 「6 著作権 98」 「7 リリース 98」 を読んでください。FreeBSD(98) を使用するためにハードディスクに複製するため には、「4 著作権」と「6 著作権 98」の内容を承認する必要があります。読みた いドキュメントをすべて読んだら、「終了」にハイライトバーを移動させ、リター ンキーを押してください。するとメインメニューに移動します。 4.4. オプションの設定 メインメニューで「O オプション」を選択し、リターンキーを押してください。 すると、 -------------------------------------------------------------------------------- オプションエディタ 名前 値 名前 値 ---- ----- ---- ----- NFS Secure NO Install Root / NFS Slow NO Browser package links NFS TCP NO Browser Exec /usr/local/bin/links NFS version 3 YES Media Type Debugging NO Media Timeout 300 No Warnings NO Package Temp /var/tmp Yes to All NO Newfs Args -b 8192 -f 1024 DHCP NO Fixit Console serial IPv6 NO Re-scan Devices <*> Skip PCCARD NO Use Defaults [RESET!] FTP username ftp Editor ee Tape Blocksize 20 Extract Detail high Release Name X.X-RELEASE SPACE でオプションを選択, あるいはトグル. 矢印キーで移動. ? または F1 でさらに詳しいヘルプ. 設定が完了したら Q で終了. 安全なポートでしか NFS サーバが通信しない -------------------------------------------------------------------------------- と表示されます。それぞれの項目はチェックボタンになっていて、スペースバーに より ON/OFF を切替えます。各項目の内容は、 NFS secure NFS サーバが保証されたポートのみを使用する場合に選択してください。 NFS Slow 遅いネットワークで NFS を使用する場合は選択してください。 NFS TCP NFS over TCP を利用する場合に選択してください。この機能は大抵の非 BSD サーバではサポートされていません NFS Version 3 可能であれば、NFS バージョン 3 プロトコルを使用します。 Debugging 詳細なデバッグ情報を表示します。インストールがうまくいかない時 はこのオプションを選択して、何が起こっているのか確認してください。 No Warnings 設定が正しくない場合でも警告メッセージを出しません。 Yes to All 全ての危険でない質問に Yes を仮定します。 DHCP IPv4 で DHCP を使用します。 IPv6 IPv6 の使用を試みます。 FTP username FTP を使用してインストールする場合のユーザ名とパスワードを指定します。 匿名 FTP では一般に anonymous または ftp です。 Editor インストール中に使用するスクリーンエディタを指定します。 Tape Blocksize テープからインストールする場合にブロックサイズを指定します。 Extract Detail デバッグ画面での展開の途中経過のレポートの程度を指定します。 Release Name 媒体からロードするリリースを指定します。none とすると異なるリリースを インストールできますがインストール後に動作するとは限りません。 Install Root 配布ファイルやパッケージをインストールするディレクトリを指定します。 変更しないでください。 Browser Package HTML 形式のドキュメントを読むためのブラウザ。 Browser Exec HTML のブラウザとして起動するコマンド名。 Media Type インストールに使用する媒体のタイプ。 Media Timeout インストール時のタイムアウト値。インストールメディアが低速な場合は 修正してください。 Package Temp パッケージのインストールの際に使用されるワークディレクトリ。 Newfs Args newfs(8) の省略値パラメータ。 Fixit Console Fixit で使われる tty の選択。 Re-scan Devices sysinstall の初期デバイスプローブを再実行する Use Defaults 全てのオプションの値をスタートアップデフォルトの値にリセットします。 もし、FTP username を選択した場合、 +----------- 回答を入力して下さい ------------+ | ログインするためのユーザ名を入力して下さい: | | +-----------------------------------------+ | | |ftp | | +-+-----------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +---------------------------------------------+ と表示されるので、FTP サーバのホスト上でのユーザ名を入力しリターンキーを押 してください。次に、 +--------- 回答を入力して下さい ----------+ | このユーザのパスワードを入力して下さい: | | +-------------------------------------+ | | | | | +-+-------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +-----------------------------------------+ と表示されるので、パスワードを入力してください。 入力したパスワードは「*」文字で画面に表示されますので、注意深く間違えない ように入力してください。 必要なオプションを選択したら q を押してください。するとメインメニューに戻 ります。 4.5. 領域確保 メインメニューに戻ったら「S 標準」、「E 高速」、「C カスタム」、「U アップ グレード」など適切な項目を選択してください。ここでは例として「S 標準」を選 択します。すると、 +------------------------------ Message -------------------------------+ |次のメニューでは, DOS スタイル ("fdisk") のパーティショニングをディ | |スクに対して行ないます. もし単純に全てのディスクスペースを FreeBSD | |に対して割り当てたいのであれば (選択したディスクに存在している全て | |の内容を上書きしてしまいます), A (ディスク全体を使用) コマンドを使 | |用して, デフォルトパーティショニング法を選択し, Q (終了) コマンド | |で終了して下さい. もし空いている領域のみを FreeBSD に対して割り当 | |てたいのであれば, ("unused") とマークされたパーティションに移動して, | |C (パーティション作成) コマンドを使用して下さい. | +--------------------------------------------------------------(100%)--+ | [ OK ] | +----------------------[ Press return or space ]-----------------------+ というように、まず次のメニューの説明が必ず表示されます。リターンキーを押し て先に進みます。 SCSI ディスクが複数台ある場合など、インストール可能なデバイスが複数の場合は +--------------------- ドライブを選択して下さい ----------------------+ | インストレーションを行なうドライブ (複数でもよい) を選択して下さい. | | もしあなたがブートパーティションを最初のドライブ以外に置きたい場合 | | や, 複数のオペレーティングシステムを一台のマシンにインストールした | | い場合には, ブートマネージャを後でインストールするというオプション | | があります. ドライブを選択するには, 矢印キーでカーソルを対象ディス | | クの上に移動して, [SPACE] を押して下さい. 選択を解除するにはもう一 | | 度 [SPACE] を押して下さい. | | +-----------------------------------------------------------------+ | | | [ ] ad0 ad0 | | | | [ ] da0 da0 | | | | [ ] da1 da1 | | | +-----------------------------------------------------------------+ | +---------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +-[ F1 を押せばディスクのジオメトリに関する重要な情報を表示します! ]--+ のように表示されます。なお、インストール可能なデバイスが一つしかない場合は、 このメニューは表示されません。(da は SCSI ハードディスクを表し、IDE ハード ディスクは ad になります)。 注意! SCSI デバイスの da の後の数字は SCSI ハードディスクを ID 順に並べた ものになっています。必ずしも SCSI ID と一致しているわけではないので注意し てください。 カーソルキーでインストールしたいデバイスにハイライトバーを移動してスペース バーを押してください。すると、 -------------------------------------------------------------------------------- ディスク名: da0 FDISK パーティションエディタ ディスクジオメトリ: 2931 シリンダ/6 ヘッド/120 セクタ = 2110320 セクタ(1030MB) 開始位置 大きさ(ST) 終了位置 名称 タイプ 種別 副タイプ フラグ 0 720 719 - 6 unknown 0 720 82080 82799 da0s1 2 fat 41248 = 82800 2027520 2110319 - 6 unknown 0 以下のコマンドがサポートされています (大文字小文字を問いません): A = ディスク全体を使用 G = ジオメトリ設定 C = スライス作成 F = `DD' mode D = スライス削除 Z = サイズ単位トグル S = ブート可能設定 | = Wizard m. T = タイプを変更 U = 全ての変更を取消 W = 変更を書き込む F1 または ? でさらに詳しいヘルプ, 矢印キーで選択. -------------------------------------------------------------------------------- のようになります。もし、すでに確保された領域があれば表示され「種別」にそれ を利用する OS の種類 (freebsd=FreeBSD(98)、fat=MS-DOS/Windows) が表示され ます。 ディスクジオメトリ: 1328 シリンダ / 8 ヘッド / 34 セクタ = 361216 セクタ この例ではハードディスクは BIOS 上では 1 トラックあたり 34 セクタで、1 シ リンダあたり 8 トラックで、1328 シリンダ (約 186MB) です。画面に表示されて いるのは領域の確保状況で、この例では領域確保されている部分がありません (フォーマットしただけです。)ここで、'C' と押すと領域確保を行ないます。まず、 +---------------- 回答を入力して下さい ----------------+ | 新しい FreeBSD パーティションの名前を入力して下さい. | | +--------------------------------------------------+ | | |FreeBSD | | +-+--------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +------------------------------------------------------+ と表示されます。領域の名前を入力してください。FreeBSD 以外にする理由がなけ れば、そのままリターンキーを押してください。すると、 +---------------------- 回答を入力して下さい -----------------------+ | 新しい FreeBSD のパーティションの大きさをブロック数単位, あるいは | | 最後に `M' をつけてメガバイト単位で指定して下さい (例: 20M). | | +---------------------------------------------------------------+ | | |2026800 | | +-+---------------------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +-------------------------------------------------------------------+ と表示されます。確保する容量またはセクタ数を入力してください。容量で指定す る場合は、'120M' のように、最後に大文字の 'M' をつけてください。値を入力し たらリターンキーを押してください。もし、値を変更せずに、リターンキーを押す と、確保可能な最大の容量を FreeBSD に割り付けます。この例ではそのままリタ ーンキーを押します。すると、画面の領域情報は、 開始位置 大きさ(ST) 終了位置 名称 タイプ 種別 副タイプ フラグ 0 720 719 - 6 unknown 0 720 82080 82799 da0s1 2 fat 41248 = 82800 2026800 2109599 da0s2 3 freebsd 50324 C= 2109600 720 2110319 - 6 unknown 0 のようになります。2 行目が今確保した領域です。そのままリターンキーを押した のに Size が小さくなっていて、始めの 272 セクタが未使用のままになっていま すが異常ではありません。PC-9801 シリーズの場合、先頭の 1 シリンダーはハー ドディスク起動メニューや、領域の情報を格納するために予約されています。その ため、8 x 34 = 272 セクタは使用されないのです。(この数字はハードディスクお よびインターフェイスボードにより変化します。) 重要! 同一ドライブ上に NetBSD/pc98 や 386BSD(98) と FreeBSD(98) の領域を 共存させることはできません。 もし、間違えた場合は、消去したい領域にカーソルキーでハイライトバーを移動し、 'D' を押してください。指定した領域が削除されます。(FreeBSD(98) をインスト ールする領域をあらかじめ MS-DOS で確保した場合も、一度 'D' を押してその領 域を削除しておいてください。) 「A = ディスク全体を使用」を押した場合は注意が必要です。次の確認が行われま すが通常のインストールでは Yes を選んでください。No を選んだ場合は FreeBSD は起動できますが、アップグレード時にディスクを認識できなくなるという問題が 起こります。 +------------------------- 確認してください --------------------------+ |正しいパーティションエントリを保持して, このドライブには将来的に他の | |オペレーティングシステムを同居させる余地を残しますか? | +---------------------------------------------------------------------+ | [ Yes ] No | +---------------------------------------------------------------------+ これで問題がなければ 'Q' を押してください。HD 起動メニューの選択画面となり ます。 現在の HD 起動メニューを変更しない場合は「N 無視」を選択してください。 +---------------------- HD 起動メニューの選択 ----------------------+ | PC98 の MS-DOS/Windows で HDD をフォーマットすれば標準の HD 起動 | | メニューがインストールされます. HDD に FreeBSD(98) をフルインスト | | ールして起動メニューが上書きされる場合もあります. FreeBSD(98) 用 | | HD 起動メニューをインストールすれば復元できます. もし, 標準の HD | | 起動メニューを書き換えたくない場合は, 「無視」を選択して下さい. | | +---------------------------------------------------------------+ | | | B ブート FreeBSD(98) HD 起動メニューをインストール | | | | N 無視 NEC 製 HD 起動メニューを変更しない | | | +---------------------------------------------------------------+ | +-------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +----------[ F1 を押せばドライブ・セットアップが読めます ]----------+ HD 起動メニューの選択が終れば、ドライブ選択のメニューに戻ります。 [X] da0 da0 [ ] da1 da1 もし、FreeBSD(98) を、既存の FreeBSD(98) あるいは MS-DOS の領域からインス トールしたい場合は、その領域のあるディスクも選択しておいてください。このと き、FDISK パーティションエディタでは、確認するだけで変更する必要はありませ ん。「名称」の項目を確認しておいてください。 重要! 一旦確保した領域をインストール後に変更するのは不可能です。十分注意 して設定してください。 4.6. ディスクラベルの設定 つぎに、確保した領域をさらにパーティションに分割します。領域を確保したら、 +----------------------------- Message ------------------------------+ |これから, 今作った fdisk パーティション内に BSD パーティションを作 | |らなければなりません. もしあなたが十分なディスクスペース (200MB ま | |たはそれ以上) を持っており, かつ特別な要求がないのであれば, 単に A | |(全てをデフォルトに設定) コマンドを使用してディスクを自動的に割り | |当てれば大丈夫です. もし A コマンドでは設定し切れない特殊な要求が | |ある場合には, 手動でレイアウトを行なって下さい. | +------------------------------------------------------------(100%)--+ | [ OK ] | +---------------------[ Press return or space ]----------------------+ という説明の後に -------------------------------------------------------------------------------- FreeBSD ディスクラベルエディタ ディスク: da0 区画名: da0s3 空き領域: 4193280 ブロック (2047MB) 区画 マウント位置 容量 Newfs 区画 マウント位置 容量 Newfs ---- ------------ ---- ----- ---- ------------ ---- ----- da0s1 40MB DOS ここでは以下のコマンドが使用できます (大文字でも小文字でも構いません): C = 作成 D = 削除 M = マウント位置 W = 書き込み N = Newfs オプション Q = 終了 S = SoftUpdates トグル Z = カスタム Newfs T = Newfs トグル U = 取消 A = 自動デフォルト設定 R = 削除+マージ F1 または ? でヘルプ, 矢印キーで選択 -------------------------------------------------------------------------------- と表示されます。ここでは、FreeBSD(98) の領域をさらにどのようなパーティショ ンに分割するかを指定します。もし、既存の FreeBSD(98) または、MS-DOS の領域 が含まれている場合は、すでに表示されています。 この例では、何もインストールされていないドライブについて説明します。 最も簡単なのは A でインストーラに計算させる方法です。 今回の例ではインストーラは以下のようなパーティションに分割します。 区画 マウント位置 容量 Newfs 区画 マウント位置 容量 Newfs ---- ------------ ---- ----- ---- ------------ ---- ----- da0s1 40MB DOS da0s1a / 256MB UFS1 Y da0s1b swap 128MB SWAP da0s1d /var 256MB UFS1+S Y da0s1e /tmp 256MB UFS1+S Y da0s1f /usr 1150MB UFS1+S Y 必ず必要なパーティションは a パーティションで、ここに、カーネルや、最低限 必要なバイナリや設定ファイルなどをおきます。さらに、'b パーティション' と いうスワップ領域を設定する必要があります。実際には a パーティションはあま り大きくせず、残りを別なパーティションに割り当てます。また、スワップパーテ ィションは複数のドライブに設けることが可能です。 もしインストーラが決定したパーティション構成が気に入らなければ C で一つず つパーティションを作成して行きます。 重要! 一旦割り付けたパーティションをインストール後に変更するのは不可能で す。十分注意して内容を決めてください。 警告! Newfs の項目が 'Y' になっているパーティションは、一度内容を全部消去 します。もし、既存のパーティションを表していて、その内容を消去されると困る 場合は、'T' をおして Newfs のところが 'N' になるようにしてください。 重要! もし、既存の FreeBSD(98) の領域からインストールする場合、該当する領 域を表す部分にハイライトバーを移動させ、'M' をおしてマウントポイントを指定 してください。このマウントポイントは後でインストールするメディアの選択の時 に入力するので忘れないようにして下さい。また、そのような領域に対して 'Newfs' を実行すると中身が全部消去されてしまうので、もし、'Newfs' の部分が 'N' でなければ、'T' を押して表示が 'N' になるようにして下さい。 重要! FreeBSD(98) 2.X からのバージョンアップの場合は、かならずルートファ イルシステムに対して Newfs を実行してください。もし、Newfs を実行しない場 合、FreeBSD(98) を起動することはできません。 注意! FreeBSD(98) 移植チームは、旧バージョンからの上書きアップデートを行 なわず、DOS パーティションやデータ領域を除くすべてのファイルシステムに対し て Newfs を実行することを推奨します。 4.7. 配布ファイルの選択 続いて、 +--------------------- 配布ファイルを選択して下さい ---------------------+ | 簡単のため, いくつかの「出来合いの」配布ファイルのセットを提供して | | います. これらの選択は, 我々が最も適当なデフォルトであると考えるも | | のです. もし自分で配布ファイルを選択したい場合は, 「カスタム」を選 | | 択して下さい. 最初に出来合いのパッケージを選んで, 後からカスタムで | | 調整を行なうこともできます. 項目を選択する場合は [SPACE] か | | [RETURN] を押してください. 設定が終了したら, 終了の項目を選択する | | か [TAB] を押して OK ボタンまで移動して下さい. | | +--------------------------------------------------------------------+ | | | <<< X 終了 このメニューから抜ける (前の場所に戻る) | | | | A 全て 全ソース, バイナリ, X Window System バイナリ | | | | R リセット 選択されたリストをリセット | | | | [ ] 4 開発者 全ソース, バイナリ, 文書, ただしゲーム除く | | | | [ ] 5 X-開発者 上と同様, ただし X Window System を含む | | | | [ ] 6 カーネル開発 全バイナリ, 文書, カーネルのみのソース | | | | [ ] 7 X-カーネル開発 上と同様 + X Window System | | | | [ ] 8 ユーザ 平均的ユーザ - バイナリと文書のみ | | | | [ ] 9 X-ユーザ 上と同様, ただし X Window System を含む | | | | [ ] A 最小構成 可能な限り最小の構成 | | | | > > B カスタム 自分自身で配布ファイルのセットを指定 | | | +--------------------------------------------------------------------+ | +------------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +----[ F1 を押せばこれらのオプションに関する詳しい解説を表示します ]-----+ と表示されます。画面に表示されていないメニューはカーソルキーでスクロールす ると表示されます。一般的には User または X-User が無難です。 4.7.1 配布ファイルのカスタマイズ もし、「B カスタム」を選択すると、 +----------------- インストールする配布ファイルの選択 ----------------+ | インストールしたい配布ファイルをチェックして下さい. 最低でも "base" | | はなければいけません. | | +-----------------------------------------------------------------+ | | | <<< X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | A 全て 全ソース, バイナリと X Window System のバイナリ | | | | R リセット 以降の全てをリセットする | | | | [ ] base バイナリ基本配布ファイル (必須) | | | | [ ] compat1x FreeBSD 1.x バイナリ互換性 | | | | [ ] compat20 FreeBSD 2.0 バイナリ互換性 | | | | [ ] compat21 FreeBSD 2.1 バイナリ互換性 | | | | [ ] compat22 FreeBSD 2.2.x と 3.0 a.out バイナリ互換性 | | | | [ ] compat3x FreeBSD 3.x バイナリ互換性 | | | | [ ] compat4x FreeBSD 4.x バイナリ互換性 | | | | [ ] crypto 基本暗号サービス | | | | [ ] dict スペルチェッカー辞書ファイル | | | | [ ] doc 種々の FreeBSD オンラインドキュメント | | | | [ ] games ゲーム (非商用) | | | | [ ] info GNU info ファイル | | | | [ ] man システムマニュアルページ - 推奨 | | | | [ ] catman フォーマット済みシステムマニュアルページ | | | +-----v(+)--------------------------------------------------------+ | +---------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +---------------------------------------------------------------------+ と表示されます。ハイライトバーを移動させ、スペースバーを押すことによりイン ストールするかしないかを選択します。インストールする配布物には "X" が付け られます。画面にない項目はカーソルを移動させると表示されます。 4.7.2. カーネルソースファイルのインストール カーネルを再構築するためにカーネルのソースが必要です。 配布ファイルの選択で必ず「B カスタム」を選択してください。 「インストールする配布ファイルの選択」画面の後部分の行に FreeBSD(98)用の ソースファイルのインストール指示があります。 | | [ ] src 全てのソース | | | | [ ] ports FreeBSD Ports コレクション | | | | [ ] local ローカル追加収集 | | | | [ ] perl Perl 配布ファイル | | | | [ ] XFree86 XFree86 配布ファイル | | | +-----v(+)--------------------------------------------------------+ | +---------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +---------------------------------------------------------------------+ ここで、src を選択(カーソルを移動してスペースを押します)してください。 次の画面が表示されます。 +------ インストールする src サブコンポーネントを選択して下さい ------+ | インストールしたい FreeBSD ソースツリーのコンポーネントをチェック | | して下さい. | | +-----------------------------------------------------------------+ | | | <<< E 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | A 全て 以降の全てを選択する | | | | R リセット 以降の全てをリセットする | | | | [ ] base /usr/src のトップレベルファイル | | | | [ ] contrib /usr/src/contrib (コントリビュートソフトウェア) | | | | [ ] gnu /usr/src/gnu (GNU プロジェクトのソフトウェア) | | | | [ ] etc /usr/src/etc (雑多なシステムファイル) | | | | [ ] games /usr/src/games (名前の通り!) | | | | [ ] include /usr/src/include (ヘッダファイル) | | | | [ ] lib /usr/src/lib (システムライブラリ) | | | | [ ] libe|ec /usr/src/libe|ec (システムプログラム) | | | | [ ] release /usr/src/release (リリース生成ツール) | | | | [ ] bin /usr/src/bin (システムバイナリ) | | | | [ ] sbin /usr/src/sbin (システムバイナリ) | | | | [ ] scrypto /usr/src/crypto (寄贈暗号化ソース) | | | | [ ] share /usr/src/share (ドキュメントと共有ファイル) | | | | [ ] skrb5 /usr/src/kerberos5 (Kerberos5のソース) | | +-+-----v(+)--------------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +---------------------------------------------------------------------+ 「sys /usr/src/sys (FreeBSD カーネル)」を選んでください。 この後、インストール作業を続けるか、コミットを行うと、カーネルソースファ イルがインストールされます。 カーネルの再構築については附属の handbook.98 を参照してください。 4.7.3. X Window System のインストール内容の設定 もし、配布物にXが含まれる場合は、 +------------------- XFree86 配布ファイル -------------------+ | XFree86 配布ファイル中で, 必要とするコンポーネントを選択し | | て下さい. | | +--------------------------------------------------------+ | | | X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | B 基本 基本コンポーネントメニュー (必須) | | | | S サーバ X サーバメニュー | | | | F フォント フォントセットメニュー | | | +--------------------------------------------------------+ | +------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +------------------------------------------------------------+ と表示されます。まず、「B 基本」を選択してください。すると、 +------------------- XFree86 基本コンポーネント -------------------+ | インストールしたい XFree86 基本コンポーネントを選択して下さい. | | 最小インストールでは, bin, lib, set をインストールして下さい. | | +--------------------------------------------------------------+ | | | <<< X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | A 全て 以降の全てを選択 | | | | R リセット 以降の全てをリセットする | | | | [ ] bin クライアントアプリケーションと共有ライブラリ | | | | [ ] lib 実行時に必要なデータファイル | | | | [ ] cfg 設定ファイル | | | | [ ] set XFree86 セットアップユーティリティ | | | | [ ] man マニュアルページ | | | | [ ] doc README とリリースノート | | | | [ ] html HTML 文書ファイル | | | | [ ] lkit その他全マシン用サーバリンクキット | | | | [ ] prog プログラマのためのヘッダとライブラリ | | | | [ ] 9set PC98 用 XFree86 セットアップユーティリティ | | | | [ ] lk98 PC98 用サーバリンクキット | | | +--------------------------------------------------------------+ | +------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +------------------------------------------------------------------+ +------------------------ XFree86 基本配布タイプ ------------------------+ | インストールしたい基本 XFree86 コンポーネントにチェックしてく | | ださい. 最低限のインストールは bin と lib がお勧めです. | | +--------------------------------------------------------------------+ | | | <<< X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | A 全て 以降の全てを選択する | | | | R リセット 以降の全てをリセットする | | | | [ ] bin クライアント アプリケーション | | | | [ ] lib シェアードライブラリと実行時に必要なデータファイル | | | | [ ] man マニュアルページ | | | | [ ] doc ドキュメント | | | | [ ] prog プログラミングツール | | | +--------------------------------------------------------------------+ | +------------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +------------------------------------------------------------------------+ と表示されます。ここで、基本的なコンポーネントのうち、何をインストールするか 選択します。終了を選ぶと前の画面に戻ります。次に、「S サーバ」を選択してくだ さい。すると、 +-------------------- X Server selection. ---------------------+ | Please check off the types of X servers you wish to install. | | | | +----------------------------------------------------------+ | | | <<< X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | A 全て 以降の全てを選択する | | | | R リセット 以降の全てをリセットする | | | | [ ] srv 標準グラフィックフレームバッファー | | | | [ ] nest Nested X サーバー | | | | [ ] prt X プリントサーバー | | | | [ ] vfb バーチャルフレームバッファー | | | +----------------------------------------------------------+ | +--------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +--------------------------------------------------------------+ と表示されます。ここで、必要なサーバを選択してください。次に「F フォント」 を選択します。 +----------------------- フォントの詳細な選択 -----------------------+ | インストールしたい個々のフォント配布ファイルをチェックして下さい. | | サーバをインストールする限り, 最低でも, 75dpi と misc のフォントを | | インストールする必要があります (これらはデフォルトで選択されていま | | す). | | +----------------------------------------------------------------+ | | | <<< X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | A 全て 全てのフォント | | | | R リセット フォント選択のリセット | | | | [ ] fnts 標準の 75 DPI とその他のフォント | | | | [ ] f100 100 DPI フォント | | | | [ ] fcyr キリル文字フォント | | | | [ ] fscl Speedo, Type スケーラブルフォント | | | | [ ] non 日本語, 中国語など, 非英語圏のフォント | | | | [ ] server フォントサーバ | | | +----------------------------------------------------------------+ | +--------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +--------------------------------------------------------------------+ +----------------------- フォント配布選択 ------------------------+ | インストールしたい個々のフォント配布にチェックしてください. 最 | | 低限, サーバーもインストールするなら 標準 75 DPI と雑多フォン | | トをインストールすべきです. (それらはデフォルトで選択されます). | | +-------------------------------------------------------------+ | | | <<< X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | A 全て 全てのフォント | | | | R リセット フォント選択をリセットする | | | | [ ] fnts 標準雑多フォント | | | | [ ] f75 75 DPI フォント | | | | [ ] f100 100 DPI フォント | | | | [ ] fcyr Cyrillic フォント | | | | [ ] fscl Speedo とタイプスケーラブルフォント | | | | [ ] server フォントサーバー | | | +-------------------------------------------------------------+ | +-----------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +-----------------------------------------------------------------+ と表示されるので、必要なフォントを選択し、終了を選んでください。 そして、「X 終了」を選択すると、インストールオプションのメニューに戻ります。 4.8. メディアの選択 続いて、 +------------------- インストールメディアを選択して下さい --------------------k | FreeBSD は, フロッピーからインターネット上の FTP サーバに至るまで, さまざ | | まな異なったインストールメディアからのインストールが可能です. もしあなたが | | サポートされている CD/DVD ドライブからインストールするのであれば, それは一 | | 般的には最高のメディアであるので, これが使用できる場合はその他のメディアか | | らインストールすることを考える必要はありません. | | +-------------------------------------------------------------------------+ | | | 1 CD/DVD FreeBSD CD/DVD からインストールする | | | | 2 FTP FTP サーバからインストールする | | | | 3 FTP Passive ファイアウォール経由でFTPサーバからインストールする | | | | 4 HTTP http pro|y 経由で FTP サーバからインストールする | | | | 5 DOS DOS パーティションからインストールする | | | | 6 NFS NFS からインストールする | | | | 7 ファイルシステム 既存のファイルシステムからインストールする | | | | 8 フロッピー フロッピーディスクのセットからインストールする | | | | 9 テープ SCSI または QIC テープからインストールする | | | | X オプション オプション画面へ行く | | | +-------------------------------------------------------------------------+ | +-----------------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +-[ F1 を押せばさまざまなメディアタイプに関するさらに詳細な情報を表示します ]-+ と表示されます。希望するメディアを選択しリターンキーを押してください。もし、 選択したメディアにすべてのファイルがない場合は、インストール後に再び選択し 直すことができるので、まず、base が含まれているメディアを選択してください。 注)「4.6. 配布ファイルの選択」の注意事項を読んでください。 MO, PDS 等の光磁気ディスクからもインストールできます。MO のファイルタイプ が MS-DOS (Windows) であれば、「5 DOS」を選んでください。 もし、複数のメディアを利用するのであれば、必ず最初は base の含まれているメ ディアを選択してください。 4.8.1. FTP サイトの選択 もし、インストール元のメディアに FTP を選択すると、 +-------------- FreeBSD FTP 配布サイトを選択して下さい ---------------+ | 以下のリストから, もっとも近いサイト, あるいは「その他」のサイトを | | 選択して下さい. なお, これらのすべてのサイトが, 基本配布キット以上 | | のものを持っているとは限らないということに気をつけて下さい. 一時配 | | 布サイトのみが, 完全な配布ファイルを持っていることを保証しています. | | +-----------------------------------------------------------------+ | | | M メインサイト ftp.freebsd.org | | | | U URL リストにないサイトを URLで指定する | | | | Snapshots サーバー snapshots.jp.freebsd.org | | | | IPv6 用意 ftp4.us.freebsd.org | | | | IPv6 用意 #2 ftp2.jp.freebsd.org | | | | IPv6 用意 #3 ftp3.ie.freebsd.org | | | | IPv6 アイルランド ftp3.ie.freebsd.org | | | | IPv6 日本 ftp2.jp.freebsd.org | | | | IPv6 米国 ftp4.us.freebsd.org | | | | J 日本 (98) ftp.jp.freebsd.org | | | | J 日本 (98) #2 ftp2.jp.freebsd.org | | | | J 日本 (98) #3 ftp3.jp.freebsd.org | | | | J 日本 (98) #4 ftp4.jp.freebsd.org | | | | J 日本 (98) #5 ftp5.jp.freebsd.org | | | | J 日本 (98) #6 ftp6.jp.freebsd.org | | +-+----v(+)---------------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +-----------------[ 最も近いサイトを選択して下さい! ]-----------------+ というように、FTP サイトのリストが表示されます。画面に表示しきれていない部 分は、カーソルキーでハイライトバーを移動させるとスクロールして表示されます。 必ずネットワーク的に近いサイトを選択してください。特別な理由の無いかぎり、 絶対に、 ftp.freebsd.org に接続だ! としてはいけません。日本国内のサイトとしては、 ftp.jp.freebsd.org ftp2.jp.freebsd.org ftp3.jp.freebsd.org ftp4.jp.freebsd.org ftp5.jp.freebsd.org ftp6.jp.freebsd.org ftp7.jp.freebsd.org ftp8.jp.freebsd.org ftp9.jp.freebsd.org が表示されます。現在では、このリストにあるすべてのサイトで FreeBSD/pc98 の 配布物が入手できるようになっています。 また、このリストにないサイトも、'U URL' を選択することによって使用すること が可能になります。 もし、'U URL' を選択すると、 +----------------------- 回答を入力して下さい -----------------------+ | FreeBSD の配布ファイルが存在するリモートの ftp サイトの URL を指定 | | して下さい. このサイトに関しては, 匿名 (Anonymous) ftp を受け付け | | るか, オプションエディタの画面から ftp に使用するユーザ名及びパス | | ワードを指定しておく必要があります. | | URL の入力は, | | ftp://<ホスト名>/<パス名> | | という形式である必要があります. ここで, <パス名> は, 匿名 ftp の | | ディレクトリからの相対パス, あるいはログインしたユーザのホームディ | | レクトリからの相対パスです. | | +----------------------------------------------------------------+ | | |ftp:// | | +-+----------------------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +--------------------------------------------------------------------+ と表示されるので、URL を入力してください。URL は、 ftp://host.name/directory という形式です。 (例えば ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/FreeBSD/releases/pc98/X.X-RELEASE) X.X-RELEASE はリリースバージョンに読み変えてください。 サイトを選択すると、 +----------- ネットワークインターフェースの情報が必要です -----------+ | もしあなたが, イーサネットで直接接続するのではなく, シリアルデバイ | | ス経由で PPP を使用する場合には, まずこの目的のために我々が提供し | | ている ppp ユーティリティを使用して, サービスプロバイダにダイアル | | しなければなりません. もしシリアルデバイス上で SLIP を使用している | | 場合は, 固定的なシリアル接続を仮定します. また, 特殊な "laplink" | | ケーブルを使用して, パラレルポート経由で FreeBSD のマシンと結んで | | インストールすることもできます. | | +----------------------------------------------------------------+ | | | lp0 Parallel Port IP (PLIP) peer connection | | | | ed3 NS DP8390 based ethernet card / NE2000 compatible PCMCIA | | | | sl0 SLIP interface on device /dev/cuaa0 (COM1) | | | | ppp0 PPP interface on device /dev/cuaa0 (COM1) | | | +----------------------------------------------------------------+ | +--------------------------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +[ F1 を押せばネットワークコンフィギュレーションマニュアルが読めま ]-+ と表示されます。適切なデバイスを選択してください。 +--------------------------- ネットワークの設定 ------------+ | ホスト: ドメイン: | | +-----------------------+ +------------------+ | | | | | | | | +-----------------------+ +------------------+ | | IPv4 ゲートウェイ: ネームサーバ: | | +----------------+ +----------------+ | | | | | | | | +----------------+ +----------------+ | | +----- インターフェース ed3 の設定 -----------+ | | | IPv4 アドレス: ネットマスク: | | | | +----------------+ +----------------+ | | | | | | | | | | | | +----------------+ +----------------+ | | | | ifconfig へのその他のオプション: | | | | +-----------------------------------+ | | | | | | | | | +-+-----------------------------------+-------+ | | | | +------+ +----------+ | | | OK | | CANCEL | | | +------+ +----------+ | +--------------------------------------------------------------+ [ 完全に qualified なホスト名. 例: foo.bar.com ] ここで、ネットワークの設定を行ないます。リターンキーかまたは TAB キーを押 すと各項目を移動することができます。(ただし、OK でリターンキー押すと実行さ れるので注意してください。)まず、「ホスト名」の部分に、あなたの計算機のホ スト名を FQDN (hostname.subdomain.domain の形式) で入力して下さい。リター ンキーを押すと「ドメイン名」 に移動します。自動的に FQDN からホスト名を削 除した形になっているはずです。確認したらリターンキーを押して下さい。次に 「ゲートウェイ」に移動します。もし、他のネットワークとのゲートウェイがあれ ば、その IP アドレスを入力して下さい。なければ空欄で構いません。設定したら リターンキーを押して下さい。すると、「ネームサーバ」に移動します。もし、 DNS を使用している環境でネームサーバが運用されていればその IP アドレスを入 力してください。なければ空欄で構いませんが、URL にホスト名が書かれている場 合は必ず設定してください。記入したらリターンキーを押してください。すると、 「 IP アドレス」に移動するので、いま、インストールしようとしいるホストの IP アドレスを入力し、リターンキーを押してください。次に、「ネットマスク」 に移動するので、適切なネットマスクを入力してください。入力したらリターンキ ーを押してください。すると、「ifconfig へのその他のオプション」に移動する ので、ifconfig に特別なオプションが必要なら、それを記入してください。なけ れば空欄のままにしてください。ここで、リターンキーを押すと OK に移動するの で、設定に誤りがなければリターンキーを押してください。もし、修正する場合は TAB キーを押して、修正したい項目に移動してください。 4.8.2. NFS サーバの選択 もし、メディアに NFS を選択すると、 +----------------------- 回答を入力して下さい ------------------------+ | FreeBSD 配布ファイルを持っているディレクトリに対する完全な NFS ファ | | イル指定を行なって下さい. これは | | ホスト名:/FreeBSDが/置いてある/ディレクトリへの/フルパス名 | | というフォーマットである必要があります. | | +-----------------------------------------------------------------+ | | | | | +-+-----------------------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +---------------------------------------------------------------------+ と表示されるので、サーバ名とサーバ上のディレクトリ名を、 hostname:/directory/name という形式で入力してください。すると、ネットワークの設定に移りますので、 FTP のところの記述を参考にして設定してください。 4.8.3. ファイルシステムの選択 メディアに「ファイルシステム」を選択すると、 +---------------------- 回答を入力して下さい ----------------------+ | FreeBSD の配布ファイルが置いてあるディレクトリへの完全なパス名を | | 入力して下さい: | | +--------------------------------------------------------------+ | | | | | +-+--------------------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +------------------------------------------------------------------+ と表示されるので、配布ファイルのあるディレクトリ名を入力してください。ただ し、選択できるのは、領域確保の際に 'X' をつけたドライブの中で、ディスクラ ベルの設定の時にマウントポイントを設定したディレクトリです。もし、 FreeBSD(98) のパーティションの /freebsd というディレクトリで、そこが /.u1 にマウントされているのであれば、 /.u1/freebsd と入力してください。 4.9. インストールの実行 メディアの選択まで終了すると以下のメッセージが表示されます。 +-------------------------- 確認して下さい ---------------------------+ | これが最後のチャンスです! あなたは「本当に」インストールを継続し | | たいのですか? もしすでに何らかのデータが存在しているディスクに対し | | てこれを実行したいのであれば, 「インストール前に正しいバックアップ | | を作っておくということを我々は強く勧めます!」 | | | | 我々はディスクの内容の消失に関しては何ら責任をとることはできません! | +---------------------------------------------------------------------+ | [ Yes ] No | +---------------------------------------------------------------------+ これまでの設定内容が正しいかどうか確認してください。もし、やり直すのであれ ば、これが最後のチャンスです。ディスクの内容をすべて破壊する可能性があるの で、十分注意してください。問題がなければリターンキーを押してください。指定 したメディアからインストールを行ないます。 5. FreeBSD(98) の設定 インストールが終了したら、各種の設定を行ないます。 +------------------------ 確認して下さい -------------------------+ | 未設定のオプション設定のために, 総合設定メニューに移動しますか? | +-----------------------------------------------------------------+ | [ Yes ] No | +-----------------------------------------------------------------+ 最低限設定するべき項目は、 タイムゾーンの設定 root のパスワードの設定 です。この他に ネットワークの設定 ゲートウェイ anonymous FTP NFS サーバ、クライアント WEB サーバ スクリーンセーバの設定 新規ユーザの追加 などが行えます。 ここでは最低限必要なものについて説明します。以後個々の設定項目について Yes/No で選択していくようになっているので、必要なものは Yes を選択し設定を 行ってください。うっかり No にしてしまっても最後にもう一度一覧が表示される ので大丈夫です。 5.1. タイムゾーンの設定 初心者用インストールの場合は最後の設定に関する質問の最後に近い部分でタイム ゾーンの設定があります。 +---------- 確認して下さい -----------+ | タイムゾーンの設定を今行ないますか? | +-------------------------------------+ | [ Yes ] No | +-------------------------------------+ で Yes を選択してください。 初心者用インストール以外の場合は、最初の画面で「C 設定」を選ぶと FreeBSD 設定メニューが表示されます。 +--------------------------- FreeBSD 設定メニュー ----------------------------+ | もしすでに FreeBSD をインストールしてあれば, このメニューを使用してあなた | | のコンフィギュレーションに合わせたカスタマイズを行なうことができます. この | | メニューのもっとも重要な機能としては, 基本配布ファイルには含まれない「サー | | ドパーティ」ソフトウェアを読み込むためのパッケージユーティリティがあります. | | +-------------------------------------------------------------------------+ | | | X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | D 配布ファイル 追加の配布物をインストール | | | | P パッケージ FreeBSD 用にパッケージ化されたソフトのインストール | | | | R Root パスワード システム管理者のパスワードの設定 | | | | F Fdisk ディスクスライス(PC-形式のパーティション)エディタ | | | | L ラベル ディスク・ラベル・エディタ | | | | U ユーザ管理 ユーザとグループ情報の追加 | | | | C コンソール コンソールの動作のカスタマイズ | | | | T タイムゾーン あなたの住んでいるタイムゾーンの設定 | | | | M メディア インストールメディアのタイプの指定 | | | | M マウス マウスの種類の選択 | | | | N ネットワーク ネットワークの設定 | | | | S セキュリティ システムセキュリティオプションの設定 | | | | S スタートアップ システムスタートアップサービスの設定 | | | | T TTYs システム ttys の設定 | | +-+-v(+)--------------------------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +----[ F1 を押せばこれらのオプションに関するさらに詳細な情報を表示します ]----+ 「T タイムゾーン」を選択してください。 +--------------- 地域 or UTC(協定世界時)クロック選択 ----------------+ | このマシンの CMOS クロックを UTC (協定世界時) に合わせた状態で使用 | | しますか? | | もしそうではなく, その地域の時刻にしておきたい場合, 又はよくわから | | ないなら, ここで「NO」を選択して下さい (Windows などと同一マシンで | | 共存させる場合はこの設定がお勧めです) | +--------------------------------------------------------------------+ | [ Yes ] No | +--------------------------------------------------------------------+ 一般的にパソコン(PC98)は地域の時刻(ローカルタイム)で使用することが多いです から、ここでは「No」を選んでください。 4.4BSD では、システム内蔵の時計は UTC(協定世界時。わからなければとりあえず GMT と思ってください。)に合わせ、地方時間の調整は OS が行なうという思想に なっています。ここではパソコンの使用法に合わせます。 +----- タイムゾーン選択 ------+ | 地域を選択して下さい | | +-------------------------+ | | | 1 アフリカ | | | | 2 アメリカ -- 南北とも | | | | 3 南極 | | | | 4 北極海 | | | | 5 アジア | | | | 6 大西洋 | | | | 7 オーストラリア | | | | 8 ヨーロッパ | | | | 9 インド洋 | | | | 0 太平洋 | | | +-------------------------+ | +-----------------------------+ | [ OK ] Cancel | +-----------------------------+ と表示されるので、適当な地域を選択してください。日本なら "アジア" です。 「5 アジア」を選択し、スペースバーを押すと、 +---------------- アジア にある国 ----------------+ | 国を選択して下さい | | +---------------------------------------------+ | | | 1 Afghanistan | | | | 2 Armenia | | | | 3 Azerbaijan | | | | 4 Bahrain | | | | 5 Bangladesh | | | | 6 Bhutan | | | | 7 Brunei Darussalam | | | | 8 Cambodia | | | | 9 China | | | | 10 Cyprus | | | | 11 Georgia | | | | 12 Hong Kong | | | | 13 India | | | | 14 Indonesia | | | | 15 Iran | | | | 16 Ira- | | | +-v(+)----------------------------------------+ | +-------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +----------[ F1 を押せばこれらのオプシ ]----------+ と表示されるので、国名を選択してください。日本なら Japan です。画面に隠れ ていますので、ROOL UP キーを押します。 +---------------- アジア にある国 ----------------+ | 国を選択して下さい | | +-^(-)----------------------------------------+ | | | 17 Israel | | | | 18 Japan | | | | 19 Jordan | | | | 20 Kazakhstan | | | | 21 Korea (Democratic People's Republic of) | | | | 22 Korea (Republic of) | | | | 23 Kuwait | | | | 24 Kyrgyzstan | | | | 25 Lao People's Democratic Republic | | | | 26 Lebanon | | | | 27 Macao | | | | 28 Malaysia | | | | 29 Mongolia | | | | 30 Myanmar | | | | 31 Nepal | | | | 32 Occupied Palestinian Territory | | | +-v(+)----------------------------------------+ | +-------------------------------------------------+ | [ OK ] Cancel | +----------[ F1 を押せばこれらのオプシ ]----------+ 「18 Japan」があるので、選択します。すると、 +---------------------------- Confirmation ----------------------------+ | 省略形「JST」で適当でしょうか? | +----------------------------------------------------------------------+ | [ Yes ] No | +----------------------------------------------------------------------+ と表示されるので、リターンキーを押してください。 5.2. root のパスワードの設定 最後に設定項目の一覧が表示されるので、ここで root のパスワードの設定、およ び必要であれば設定の修正を行います。 +--------------------------- FreeBSD 設定メニュー ----------------------------+ | もしすでに FreeBSD をインストールしてあれば, このメニューを使用してあなた | | のコンフィギュレーションに合わせたカスタマイズを行なうことができます. この | | メニューのもっとも重要な機能としては, 基本配布ファイルには含まれない「サー | | ドパーティ」ソフトウェアを読み込むためのパッケージユーティリティがあります. | | +-------------------------------------------------------------------------+ | | | X 終了 このメニューを終了する (前の場所に戻る) | | | | D 配布ファイル 追加の配布物をインストール | | | | P パッケージ FreeBSD 用にパッケージ化されたソフトのインストール | | | | R Root パスワード システム管理者のパスワードの設定 | | | | F Fdisk ディスクスライス(PC-形式のパーティション)エディタ | | | | L ラベル ディスク・ラベル・エディタ | | | | U ユーザ管理 ユーザとグループ情報の追加 | | | | C コンソール コンソールの動作のカスタマイズ | | | | T タイムゾーン あなたの住んでいるタイムゾーンの設定 | | | | M メディア インストールメディアのタイプの指定 | | | | M マウス マウスの種類の選択 | | | | N ネットワーク ネットワークの設定 | | | | S セキュリティ システムセキュリティオプションの設定 | | | | S スタートアップ システムスタートアップサービスの設定 | | | | T TTYs システム ttys の設定 | | +-+-v(+)--------------------------------------------------------------------+-+ | [ OK ] Cancel | +----[ F1 を押せばこれらのオプションに関するさらに詳細な情報を表示します ]----+ インストール直後は、root のパスワードが設定されていません。これは重大なセ キュリティ障害をもたらす危険があります。まず、設定メニューの「R Root パス ワード」を選択してください。すると、 New password: と表示されるので、root のパスワードを入力してください。入力してリターンキ ーを押すと、 Retype new password: と表示されるので、もう一度今入力したパスワードを入力し直してください。一致 すればパスワードが設定されます。 6. FreeBSD(98) のリブート すべての設定が終ったら、「X 終了」を選択して一下さい。メインメニューに戻り ます。TABキーを押して「導入終了」を選択し、リターンキーを押してください。 すると +-------------------- 確認して下さい --------------------+ | 本当に終了して構いませんか? システムはリブートします. | | (フロッピーをドライブから抜いて下さい) | +--------------------------------------------------------+ | [ Yes ] No | +--------------------------------------------------------+ というメッセージが出るのでフロッピを抜いて Yes を選択し、リターンキーを押 すとするとインストールされた FreeBSD(98) が立ち上がります。楽しんでくださ い。 6.1. リブート時の注意事項 大抵の場合リブートすればとりあえず FreeBSD(98) を使用することができますが、 インストーラの仕様に基づく、ありがちなトラブルを説明します。 6.1.1. /dev/da0s1a on /: Specified device does not match mounted device で 起動できない FDISK パーティションエディタ画面で、他のオペレーティングシステムを同居させ る余地を残さなかった場合に起こります。4.5. 領域確保を参照して再度やり直し て下さい。 6.1.2. 起動はできるが、一部のパーティションがマウントできない インストール時に設定したディスクラベルとマウントポイントに基づいて、自動的 に /etc/fstab が生成されるのですが、場合によっては順番に問題が発生する場合 があります。たとえば、/usr/local の記述がルートパーティションと /usr の前 に記述された場合、/usr/local をマウントすべきファイルシステムが存在しない ため、エラーになってしまいます。/etc/fstab を編集し、ルートファイルシステ ムから順番にツリー構造の下に向かうように順序を変更してください。 ----- FreeBSD(98) 移植チーム