アカウントの設定

注意:root アカウントとパスワードのセットアップは、インストールの最も重要なステップの 1 つです。root アカウントを使用すれば、パッケージのインストール、RPM のアップグレードなど、ほとんどのシステム保守作業を行うことができます。root としてログインするとシステムを完全に制御することができる強力な権限が与えられます。

root アカウントは管理作業に限定して使用するようにしてください。一般的な作業用に非 root アカウントを作成し、何かをすばやく修正する必要が生じた場合には su - を使って root 権限を取得するようにします。このような基本的なルールに従うことで、入力ミスや間違ったコマンドの使用によってシステムにダメージを与える可能性を低くすることができます。

root アカウントのパスワードを入力します。パスワードは 6 文字以上でなければなりません。確認用に 2 番目の入力フィールドに同じパスワードを入力してください。2 つのパスワードが一致すると [次] ボタンが使用できるようになります。

root パスワードは、覚えやすく他人に容易に推測できない文字の組み合わせで設定してください。root パスワードやその他のパスワードを何かに書き留めておくことは避けるべきです。

次にユーザアカウントを作成します。

まずユーザアカウント名を入力します。次に、そのユーザのパスワードを作成し、確認を行います。最後に作成したユーザのフルネームを入力し [追加] をクリックします。作成したアカウント情報がアカウントリストに追加されます。

別のユーザアカウントを作成するには、[新規] を選択し各フィールドに情報を入力します。すべての情報を入力したら [追加] ボタンをクリックしてユーザをアカウントリストに追加します。

作成したユーザアカウントを編集したり、不要なアカウントを削除するには、アカウントを選択して [編集] または [削除] ボタンをクリックします。